ハリスンビート（1989年生、母ローヤルカネツ）

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

8月4日、デビュー戦は田所秀孝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のハヤノキックを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月17日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、2歳オープンの京都3歳ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3歳（1992年）

1月11日、中4週で迎えた4戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田所秀孝騎手（4戦1勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田所秀孝騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

2月16日、連闘で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田所秀孝騎手（6戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた8戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の桜草特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下のれんげ賞（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（8戦1勝）。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた11戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず17着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下のこでまり賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた13戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

8月14日、中7週で迎えた14戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳（盛岡ダート1420m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヤマルビーに2馬身半の差をつけて制した。

9月5日、中2週で迎えた15戦目は、4歳（盛岡ダート1420m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードトウコウに半馬身の差をつけて優勝

9月20日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、4歳（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤浩一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた18戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（盛岡ダート1750m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードトウコウから6馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、4歳（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカントウテイオーから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた20戦目は、4歳（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた21戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた22戦目は、4歳（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイセイクロスに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1993年）

4月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンエイカンに1馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

4月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーティンウェイに3/4馬身の差をつけて6勝目をマークした。

5月9日、中2週で迎えた25戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロングダイオーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月5日、中3週で迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は三野宮通騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた27戦目は、ジューンカップ（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーティンウェイに3馬身の差をつけて8勝目を収める

7月17日、中3週で迎えた28戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（8戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウエシマオーをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

5歳（1994年）

4月25日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた29戦目は、小竹清一騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた30戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月5日、中3週で迎えた31戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッポリダイオーから6馬身差の2着に敗北した。