ボールドファスト（1989年生、母シツクスダンサー）

ボールドファスト（1989年4月11日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のボールドマン（当時9歳）と交配したシツクスダンサーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は池内敏夫。戦績は、地方26戦14勝2着5回。1994年の名古屋杯(アラ系4歳以上)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

弓削和彦厩舎（福山）へ入厩。

2歳（1991年）

8月18日、デビュー戦は荻田恭正騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（福山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は467kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨラカエルに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月22日、中4週で迎えた2戦目は、小嶺英喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイムシャークから半馬身差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた3戦目は、末廣卓己騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は荻田恭正騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトピンクに5馬身の差をつけて優勝

3歳（1992年）

1月2日、中7週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、アラ系4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻田恭正騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻田恭正騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルフジランナーに4馬身の差をつけて3勝目を収める

2月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の広島県獣医師会会長賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で荻田恭正騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のキングカップ（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荻田恭正騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月11日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、アラ系一般C2 12（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で荻田恭正騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシンワルーラに7馬身の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

8月3日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2-9（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小嶺英喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサムジョンリーに6馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

9月26日、中7週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2-5（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は荻田恭正騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーサンコーに2馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

10月6日、中0週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2-3（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻田恭正騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のガビオンに約12馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月25日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2-2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で荻田恭正騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のジャエンビクトリに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月7日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2-1（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は小嶺英喜騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のニシキノタイザンに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、C1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は荻田恭正騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトサンパルに8馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

12月20日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた16戦目は、3歳戦のアラブ王冠（福山ダート2250m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻田恭正騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨラカエルに3馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

4歳（1993年）

1月10日、中2週で迎えた17戦目は、福山大賞典（福山ダート2600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で荻田恭正騎手（12戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月15日、中4週で迎えた18戦目は、広島県獣医師会会長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻田恭正騎手（13戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のイムラッドキングに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月1日、中1週で迎えた19戦目は、A2（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で荻田恭正騎手（14戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイユウオーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月21日、中2週で迎えた20戦目は、ローゼンホーマ記念（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で荻田恭正騎手（15戦11勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイムラッドキングから4馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中3週で迎えた21戦目は、福山桜花賞（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で荻田恭正騎手（16戦11勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月8日、約7か月の休養明けで迎えた22戦目は、A1（福山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で荻田恭正騎手（17戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた23戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、福山菊花賞（福山ダート2250m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラウンバツトから半馬身差の2着となった。

5歳（1994年）

11月3日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた24戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、ノベンバー特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後はエースオーカンと並んで2着同着となった。

11月16日、中1週で迎えた25戦目は、名古屋杯（名古屋ダート1900m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイパウエルから1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（1995年）

9月21日、約10か月半の休み明けで迎えた26戦目は、秋分特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアースフェアリーに2馬身半の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。