テイエムヒットンダ（2008年生、母テイエムクラウン）

テイエムヒットンダ（2008年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋飛んだ（鹿児島弁）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時12歳）と交配したテイエムクラウンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地6戦0勝、地方18戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

7月17日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず17着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

12月26日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

3歳（2011年）

1月29日、中4週で迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雪/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた7戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月27日、中0週で迎えた8戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバースターリングから7馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート950m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアミフジエンブレムから3/4馬身差の2着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート950m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブライダルチェリーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエスパーサイレンスに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月19日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（5戦2勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた14戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の虫歯予防デー特選（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦のあじさい賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムライチョウから半馬身差の2着となった。

6月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のパール特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のあずささんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（9戦2勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のフクノカミに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月19日、連闘で迎えた21戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（10戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナッティットールから4馬身差の2着に敗北した。

8月26日、連闘で迎えた22戦目は、せみしぐれ特選（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（11戦3勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた24戦目は、ラピスラズリ特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（12戦3勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。