エーピーマッハ（1998年生、母シヨノリーガル）

エーピーマッハ（1998年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時14歳）と交配したシヨノリーガルが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、中央障害5戦0勝、地方33戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のシルバーメダル賞(一般C1)。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

11月4日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

3歳（2001年）

6月17日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したブリリアントノバを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

7月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（5戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた10戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、6着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

4歳（2002年）

5月19日、約7か月の休み明けで迎えた13戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月14日、中4週で迎えた15戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた16戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月8日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は今村康成騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中7週で迎えた20戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のコパノモリシオに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月28日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた22戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2003年）

1月5日、連闘で迎えた23戦目は、水餃子特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた24戦目は、やぎ座特別（足利ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヴォツェックに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月10日、中2週で迎えた25戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、シルバーメダル賞（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウスキーをクビ差制して3勝目を収める

2月21日、中1週で迎えた26戦目は、ショウワルーキー特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた27戦目は、ヒヤシンス特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた28戦目は、ライラック特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた29戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー賞典（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた30戦目は、アイリス特別（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカヌマレイクからクビ差の2着に甘んじた。

6月9日、中3週で迎えた31戦目は、しゃくなげ特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた32戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、パール特別（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月10日、連闘で迎えた33戦目は、ヒルガオ特別（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた34戦目は、オミナエシ特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田博美騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた35戦目は、月見草特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田博美騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月3日、中4週で迎えた36戦目は、野菊特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた37戦目は、焼餃子特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田博美騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた38戦目は、向寒特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた39戦目は、鶏頂山特別（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田博美騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーズカップ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（2004年）

1月13日、中1週で迎えた41戦目は、ガーネット特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（11戦2勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた42戦目は、ぎょしゃ座特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた43戦目は、ろうばい特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミツアミをハナ差制して勝利を手中に収めた。

3月7日、中3週で迎えた44戦目は、モクレン特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた45戦目は、マンサク特別（宇都宮ダート1500m 雪/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた46戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、れんげ草特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた47戦目は、山吹特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた48戦目は、エメラルド特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（15戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた49戦目は、アイリス特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（16戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた50戦目は、くちなし特別（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（17戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた51戦目は、ラベンダー特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田博美騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた52戦目は、こと座特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（18戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタプリマから3馬身差の2着となった。