フジノラブリー（2000年生、母ブラックアイリス）
Fujino Lovely
2000.05.21
フジノラブリー（2000年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「富士の＋美しい」。毛色は鹿毛。種牡馬のデュラブ（当時18歳）と交配したブラックアイリスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方39戦7勝2着9回。主な勝ち鞍は2002年のしもつけ若駒。
経歴
デビュー前
1歳のとき、村下牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、河原育成牧場によって220.5万円で落札された。
長島康男厩舎（足利）へ入厩。
2歳（2002年）
11月11日、デビュー戦は内田利雄騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のクラスリーダーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月21日、中5週で迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。
3歳（2003年）
2月1日、中5週で迎えた3戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。
3月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。
12月29日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた5戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4歳（2004年）
1月9日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3ヘ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオールザベストからクビ差の2着に甘んじた。
1月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラゴージャスから半馬身差の2着に敗北した。
2月9日、中1週で迎えた8戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモキラメキに3/4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。
3月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったチトセソロンから1馬身差の2着となった。
3月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月6日、中2週で迎えた12戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月22日、中1週で迎えた13戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月2日、中0週で迎えた14戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノアルダンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
5月24日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったファストハーブから3/4馬身差の2着となった。
6月12日、中2週で迎えた16戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月25日、中1週で迎えた17戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイシュンミョに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月10日、中1週で迎えた18戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた19戦目は、マルガリータ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナモトアラシからアタマ差の2着に甘んじた。
8月7日、中1週で迎えた20戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月21日、中1週で迎えた21戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月18日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
10月30日、中1週で迎えた25戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた26戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月6日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
12月30日、中2週で迎えた28戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
5歳（2005年）
1月8日、連闘で迎えた29戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルルイから2馬身差の2着となった。
1月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のフロイラインをクビ差制して優勝
2月6日、中1週で迎えた31戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
2月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月12日、中2週で迎えた33戦目は、ハシモトキング特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月24日、中5週で迎えた34戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
5月3日、連闘で迎えた35戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タイキファストに交わされて1馬身3/4差の2着となった。
5月23日、中2週で迎えた36戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のカネショウランナーを3/4馬身振り切って制した。
6月6日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3 C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月19日、中1週で迎えた38戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイシンセーアンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。
7月16日、中3週で迎えた39戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るコレクトアンサーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。
7月31日、中1週で迎えた40戦目は、賞金ハンデレース（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったレタセモアにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
8月21日、中2週で迎えた41戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。
9月17日、中3週で迎えた42戦目は、区界特別（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。