スリーリトミック（1998年生、母スリーリゾーム）

スリーリトミック（1998年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時10歳）と交配したスリーリゾームが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡野牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方24戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は2002年の一般C3。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

8月4日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず14着に終わった。

8月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

4歳（2002年）

4月20日、約8か月の休み明けで迎えた3戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイレムローズを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレオコウゲンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた7戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャコーリュウセイを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

12月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5歳（2003年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は熊木良介騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月6日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカイブツライデンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目をマークした。

4月20日、中1週で迎えた12戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、あやめ賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、中村剛士騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村剛士騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3-9（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるバンブーバンオーを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハスキーダイナを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

6月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カイブツライデンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-10（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエヴァンジルをクビ差振り切って3勝目を手にした。

7月12日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3 14（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキーウエストを3/4馬身振り切って4勝目を手に入れた。

8月4日、中2週で迎えた20戦目は、まつり特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（9戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3-8（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3-8（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（11戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレオバッカスを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

10月20日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3-9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で米倉知騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたダイナバリティー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3-10（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で米倉知騎手（13戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

6歳（2004年）

4月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、一般C3 11（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で米倉知騎手（14戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

6月14日、中8週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた26戦目は、一般C3 12（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で米倉知騎手（15戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたカエデホープ決め手に屈して半馬身差の2着となった。