ローレンスイメージ（1983年生、母ヤマテスコ）

ローレンスイメージ（1983年6月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時18歳）と交配したヤマテスコが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地26戦1勝2着1回、地方16戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月26日、デビュー戦は4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。鞍上は大西直宏騎手。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月16日、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヒメハギビゼンを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月8日、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月22日、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4月5日、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

4月27日、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は小迫次男騎手。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスズロマンに1馬身1/4の差をつけて勝利を掴んだ。

5月11日、4歳400万下のチューリップ賞（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

5月31日、4歳400万下（東京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は大西直宏騎手。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

6月22日、4歳400万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月5日、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

10月26日、牝馬限定の4歳以上400万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

11月15日、牝馬限定の4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月30日、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

12月20日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4歳（1987年）

1月10日、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

2月7日、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

2月21日、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月7日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

3月28日、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月26日、5歳以上400万下の尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り雨/重）に出走。鞍上は小迫次男騎手。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

5月2日、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月9日、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月24日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は大西直宏騎手。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

6月6日、牝馬限定の5歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

6月27日、5歳以上400万下（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

7月4日、5歳以上400万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月16日、銀座特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は赤嶺本浩騎手。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンアサヒからクビ差の2着となった。

11月6日、一般C3六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月27日、一般C3五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノスパークに5馬身の差をつけて勝利を手にした。

12月25日、ホワイトクリスマス賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミローセンプーに3馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

5歳（1988年）

2月5日、曳舟特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月4日、深川特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトダイアに5馬身の差をつけてトップでゴールインした。

3月30日、よみうりランド弥生盃（川崎ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノグラスに5馬身の差をつけてトップでゴールインした。

4月27日、グリーンカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月25日、クイーン賞（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月18日、ペガサス賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインザセイカンから半馬身差の2着となった。

7月4日、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月18日、サマーカップ（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月29日、ファーストレディー賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月26日、キヨフジ記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月4日、江戸川特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレンリベツトから1馬身半差の2着に敗北した。

12月13日、中央特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。