ゴートゥザミラノ（2007年生、母ソプランマリダフ）

ゴートゥザミラノ（2007年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ミラノに行こう」。毛色は青鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時7歳）と交配したソプランマリダフが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

11月8日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3歳（2010年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したコスモメドウを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったダークシャドウにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のセレナデスタンを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月23日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（5戦1勝）。17頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。