モンサンカーラ（2013年生、母シンメイゲイルス）

モンサンカーラ（2013年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋喜び（ギリシャ語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時14歳）と交配したシンメイゲイルスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方38戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2一。

経歴

デビュー前

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

5月8日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた2戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて16着に終わった。

9月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のダイトカイをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月4日、連闘で迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ハナジローに交わされて1馬身差の2着となった。

11月27日、中3週で迎えた8戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2四（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のウインパッションに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

12月11日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のノアヴィクトリーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ヤマニンレガリーノに3/4馬身交わされて2着となった。

4歳（2017年）

1月7日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、キセキノヒーローに3/4馬身交わされて2着となった。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、2016シーズン岩手競馬ありがとう賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた15戦目は、大屋梅賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた16戦目は、栗駒国定公園焼石連峰賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月8日、中1週で迎えた17戦目は、ジャスミン賞（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で陶文峰騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

5月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で陶文峰騎手（10戦2勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で陶文峰騎手（11戦2勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着を確保した。

5月29日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で陶文峰騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で陶文峰騎手（13戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月12日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で陶文峰騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

6月19日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で陶文峰騎手（15戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、エディションに半馬身交わされて2着となった。

6月26日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で陶文峰騎手（16戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月3日、連闘で迎えた25戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアラノボルに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月10日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のトウショウジルバに2馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

7月17日、連闘で迎えた27戦目は、東北楽天ゴールデンイーグルス賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、トウショウジルバにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月30日、中1週で迎えた28戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、南部もぐりの天然ホヤ賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた29戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR盛岡第1戦（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた30戦目は、大槌まつり賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた31戦目は、くずまき高原牧場in中津川賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（17戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月17日、中1週で迎えた32戦目は、洋野町農業祭賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（18戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた33戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、スクリュースター賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた34戦目は、アヴァンギャルドイエロー賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた35戦目は、カザハナニシキ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた36戦目は、ジョバンニ賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（19戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1四（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5歳（2018年）

1月7日、連闘で迎えた40戦目は、オトメツバキ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。