シャトーラム（2006年生、母シャトールーカン）

シャトーラム（2006年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時14歳）と交配したシャトールーカンが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マツケン農場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方37戦14勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月8日、デビュー戦は小坂忠士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 小雨/重）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではいいところがなく15着に敗れた。

3歳（2009年）

3月3日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップレモン賞（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

9月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

10月26日、中4週で迎えた5戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた6戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のバローリッチに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の福山・高知連携対潮楼シリーズ二戦（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイッツソーファインからクビ差の2着に惜敗した。

11月28日、中1週で迎えた8戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスプレンドーレに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月23日、中1週で迎えた10戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C5（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2010年）

1月16日、中2週で迎えた11戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた12戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマイスターエフに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

2月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C7（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフェブラリーエースに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月27日、中2週で迎えた14戦目は、佐々木記念千畝誕生杯（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーノブナガに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月7日、連闘で迎えた15戦目は、一般C5（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のウィズインウエクに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月17日、中5週で迎えた16戦目は、一般C3（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームパンドラに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月25日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で楢崎功祐騎手（6戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームパンドラに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月16日、中2週で迎えた18戦目は、ばら祭シリーズスケルツォ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で楢崎功祐騎手（7戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた19戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、一般B6（福山ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセトスイグンに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月13日、中1週で迎えた20戦目は、すいれん特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（8戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミライセンスから1馬身半差の2着に敗北した。

7月4日、中2週で迎えた21戦目は、一般B5（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のナカドイセンプーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月18日、中1週で迎えた22戦目は、めざせレコード一撃チャレンジ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（10戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシュルヴィーヴルをクビ差制して断然の支持に応えた。

8月15日、中3週で迎えた23戦目は、むくげ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（11戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウォーターギブンからハナ差の2着に甘んじた。

9月4日、中2週で迎えた24戦目は、彦山特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（12戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた25戦目は、蔵王賞（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（13戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた26戦目は、野菊特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で楢崎功祐騎手（14戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったファストフェイスから半馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた27戦目は、ぎんなん特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で楢崎功祐騎手（15戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた28戦目は、いちょう特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で楢崎功祐騎手（16戦8勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた29戦目は、サフラン特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で楢崎功祐騎手（17戦8勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、ひいらぎ特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で楢崎功祐騎手（18戦8勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2011年）

1月9日、中2週で迎えた31戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で楢崎功祐騎手（19戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラファイヤーからクビ差の2着に甘んじた。

1月23日、中1週で迎えた32戦目は、白銀特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月6日、中5週で迎えた33戦目は、つくし特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（20戦8勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラアドバンスをハナ差制して雨下の戦いを制した。

3月20日、中1週で迎えた34戦目は、春蘭特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（21戦9勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた35戦目は、スイートピー特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（22戦9勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた36戦目は、君子蘭特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（23戦9勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた37戦目は、母の日特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（24戦9勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシュルヴィーヴルに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、薫風特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（25戦10勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のムツミマックスに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月5日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた39戦目は、すずらん特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で楢崎功祐騎手（26戦11勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリーヒマワリから2馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた40戦目は、夏木立特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は三村展久騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。