バトルハルトマン（2013年生、母ノルブリンカ）

バトルハルトマン（2013年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時12歳）と交配したノルブリンカが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山岸康。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、地方24戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

1月17日、デビュー戦は和田翼騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ブライスガウに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。

2月20日、連闘で迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

4月16日、中7週で迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のピッツバーグを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月29日、中5週で迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

7月24日、中7週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

4歳（2017年）

1月28日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた9戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた10戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた12戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。14着に終わった。

7月2日、中6週で迎えた13戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

8月25日、中7週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた14戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、秦野曽屋水道国文化財登録記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた15戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、大山詣り・日本遺産認定記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、コスモス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた17戦目は、川崎市議会議員川崎区選挙区補欠選挙記念（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた18戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、鉄道で楽しむ!ちばの旅賞（No.13）（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた19戦目は、田中涼騎手を鞍上に迎えて、道の駅「清川」開所2周年特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた20戦目は、日高特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中涼騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

5歳（2018年）

1月2日、中2週で迎えた21戦目は、ゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中涼騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた22戦目は、まきのごはんパワーカップ（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中涼騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた23戦目は、福寿草特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中涼騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、俊敏賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた25戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のジオファーム八幡平・八肥の会創立記念（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったジャクソンライヒに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月8日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のグロシュラライトに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラカルメンに6馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

5月7日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るロビンエッグを異次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月21日、中1週で迎えた30戦目は、ブループリンス賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた31戦目は、カルミア賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた32戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のサワノココチャンに4馬身の差をつけて優勝

6月25日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた34戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、ウインアイフォースに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月14日、中1週で迎えた35戦目は、シロツメクサ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、スズヨサムソンに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた36戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、南昌山賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた37戦目は、ハナトラノオ賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。