サワノココチャン（2014年生、母ケイアイチャチャ）

サワノココチャン（2014年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名愛称」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時21歳）と交配したケイアイチャチャが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は幸牧場。戦績は、地方27戦4勝2着9回。主な勝ち鞍は2018年のヤングジョッキーズTR盛岡第1戦(一般C1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、幸牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

新田守厩舎（水沢）へ入厩。

3歳（2017年）

6月5日、デビュー戦は坂口裕一騎手を鞍上に据えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。馬体重は453kg。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のメイセイオペラメモリアルデー（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったエメラルドアローを3/4馬身捉え切れず2着となった。

8月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のレモンエクレア賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

8月20日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（6戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のパーフェクトプランをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

8月27日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂口裕一騎手（7戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、アポロンテンリュウにクビ差交わされて2着となった。

9月10日、中1週で迎えた9戦目は、羽黒山彼岸花の里まつり賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂口裕一騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったペドラプレシオーザに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月18日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で坂口裕一騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヌンフェスタに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で坂口裕一騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ペイシャブルーに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

12月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は12戦連続で坂口裕一騎手（11戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したアエノロベルタにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月25日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で坂口裕一騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4歳（2018年）

3月25日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、鈴木麻優騎手お疲れ様でした賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた15戦目は、スズラン賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

4月16日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた17戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クールジョーカーにハナ差交わされて2着となった。

5月21日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、キャプテンワイルドに交わされて4馬身差の2着となった。

5月28日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村直輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた20戦目は、ヒルザキツキミソウ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村直輝騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ゴットフリートに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

6月11日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村直輝騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったバトルハルトマンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月18日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村直輝騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキリフダを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

6月25日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村直輝騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた24戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、シロツメクサ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月28日、中1週で迎えた25戦目は、ヒメジョオン賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村直輝騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた26戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR盛岡第1戦（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るゼンザイを途轍もない末脚でクビ差だけ差し切って4勝目をゲットした。

8月25日、中0週で迎えた27戦目は、田瀬湖賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は木村直輝騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。