エクスプライド（2008年生、母ドリーバード）

エクスプライド（2008年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勝負服より＋誇り」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時14歳）と交配したドリーバードが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の一般C4-4。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

10月2日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

3歳（2011年）

3月27日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月22日、中7週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

7月13日、中6週で迎えた6戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたデルマポッペア決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月2日、中2週で迎えた7戦目は、一般C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったセニョリータにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた9戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミスハーリーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、ひだか特産市賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた12戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4歳（2012年）

4月25日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、樹海ロード日高賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた14戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた15戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、レーザームーンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月18日、中3週で迎えた16戦目は、百人浜賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

8月9日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったカンタベリーママに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中3週で迎えた18戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた19戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、北のフルーツ王国よいち賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた20戦目は、ナナセちゃん賞（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた21戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、七飯産りんご「ななみつき」賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。