トウカイルピナス（2003年生、母アマミヘッド）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高岸節雄から「2004年度北海道セレクションセールサラブレッド1歳、2004年度北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」及び「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

松本勉厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2005年）

10月2日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のステルスボマーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2007年）

9月21日、約24か月の休み明けで迎えた2戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

10月17日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、一般C3五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3二三（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

5歳（2008年）

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

4月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（9戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

6月24日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた13戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（10戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったワガンアイゴに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のロッキーヘイローを3/4馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

9月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（12戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のアエノストローズをクビ差振り切って勝利をモノにする

10月8日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3四五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（13戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（14戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く粘り込んで先頭をうかがい、最後は2着のアイファーマリアンをクビ差振り切って優勝

11月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（15戦4勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（16戦4勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい12着に敗れた。

6歳（2009年）

1月19日、中5週で迎えた22戦目は、一般C3七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（17戦4勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

7月7日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（18戦4勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田信大騎手（19戦4勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田信大騎手（20戦4勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月11日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた27戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（21戦4勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

11月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3十11（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。