アイファーマリアン（2004年生、母ブルーアクティヴ）

アイファーマリアン（2004年5月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時6歳）と交配したブルーアクティヴが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方33戦2勝2着10回。主な勝ち鞍は2009年の一般C3七八。

経歴

デビュー前

久保与造厩舎（小林）へ入厩。

4歳（2008年）

1月17日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したハイセンスガールを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月12日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定のハンデ戦の4歳C3（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったショウリノマツリに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月7日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3九十11（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のスタミナで最後まで踏ん張ったが、勝ったオベリスクライトに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、ワガンアイゴに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸びで猛進したが、勝ったテンビートップにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

10月29日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、伸びてきたトウカイルピナス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3二三（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

5歳（2009年）

1月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたサブノロイヤル決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したバレンボイムを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた19戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3三四（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

8月23日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（大井ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3九（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のホクソウカルロスに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のワガンアイゴに1馬身1/4の差をつけて2勝目を収める

11月5日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3五六（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（6戦2勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったウエスタンビジョンにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

12月23日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

6歳（2010年）

1月18日、中3週で迎えた30戦目は、牝馬限定のハンデ戦の4歳C3（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（8戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたフォーリーナ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

2月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（9戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた32戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で町田直希騎手（10戦2勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた33戦目は、牝馬限定の一般C3（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で町田直希騎手（11戦2勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

8月8日、約5か月の休養明けで迎えた34戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。