オベリスクライト（2003年生、母ターンオフザライト）

オベリスクライト（2003年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時10歳）と交配したターンオフザライトが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は黒川賢司。戦績は、地方38戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の一般C3五六。

経歴

デビュー前

当歳のとき、黒川賢司から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、黒川賢司から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、三浦牧場富川育成場から「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

中村護厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2006年）

2月3日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、エクシードに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月10日、約7か月半の休養明けで迎えた4戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

12月31日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4歳（2007年）

1月26日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた9戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のローレンゼファーに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月20日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3三四（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

9月6日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は石川駿介騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったオーイノヒノマルを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

5歳（2008年）

1月14日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（9戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミホノタカイチに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中4週で迎えた19戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石川駿介騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（10戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3九十11（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（11戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のアイファーマリアンに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（12戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったトップオブザキングにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（13戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は石川駿介騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

11月10日、約5か月半の休養明けで迎えた25戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（7戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

12月25日、中5週で迎えた26戦目は、トナカイ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6歳（2009年）

1月19日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手（9戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったモスコーブラックにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3月3日、中5週で迎えた28戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川駿介騎手（10戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで崩れずに走り抜いたが、ホクソウワンダーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月24日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（14戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコウシュンをアタマ差振り切って3勝目を奪取した。

4月21日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は石川駿介騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（15戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた32戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は石川駿介騎手（12戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

10月19日、中4週で迎えた33戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（13戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3十11（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（16戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた35戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は石川駿介騎手（14戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のグリーンアオバに5馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

7歳（2010年）

6月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた36戦目は、高野毅騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた37戦目は、一般C3十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野毅騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

8月29日、中4週で迎えた38戦目は、一般C3十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野毅騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。