マイネルプレジャー（2009年生、母ヴォルピア）

マイネルプレジャー（2009年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋楽しみ」。毛色は鹿毛。種牡馬のデュランダル（当時10歳）と交配したヴォルピアが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方55戦11勝2着10回。2012年の福山王冠(地方重賞)に勝利した他、2014年の英彦山賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,600万円（16万×100口）で一口馬主が募集された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月3日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

3歳（2012年）

1月8日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた7戦目は、T.クウィリー騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストサドル特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

4月21日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアグネスマチュア決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

7月28日、中9週で迎えた12戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた13戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた14戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、セプテンバーマイル（福山ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルズアイから1馬身差の2着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた15戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の鞆の浦賞（福山ダート2250m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた16戦目は、オータムスプリント（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサバイヴアゲンに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の紅葉賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャニオンサクセスから1馬身差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた18戦目は、しずない産米「万馬券」特別（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の福山王冠（福山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のキモンエンジェルをクビ差制して2勝目を収める

12月16日、中1週で迎えた20戦目は、ゆず特別（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフレンズアートをクビ差制して単勝一倍台の期待に応えた。

4歳（2013年）

1月19日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、水仙特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月20日、約9か月の休養明けで迎えた22戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた23戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた24戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般A3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったビーボタンダッシュに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

12月23日、連闘で迎えた27戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサプライズをクビ差振り切って優勝

5歳（2014年）

1月19日、中3週で迎えた28戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の大高坂賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた29戦目は、大堂海岸観音岩特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた30戦目は、地方重賞のだるま夕日賞（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般A5（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、チェルカトローバに交わされて2馬身差の2着となった。

3月18日、中1週で迎えた32戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般A5（高知ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のチェルカトローバに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月30日、中1週で迎えた33戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の御厨人窟賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた34戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた35戦目は、竹の秋特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、グランシュヴァリエに交わされて4馬身差の2着となった。

5月6日、連闘で迎えた36戦目は、蛙始鳴特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた37戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた38戦目は、日本一遅い新幹線特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（8戦3勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた39戦目は、e-SHINBUN特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（9戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウォーターデュークをハナ差振り切って雨中の一戦を制した。

7月5日、中2週で迎えた40戦目は、天狗岩特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（10戦4勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた41戦目は、満天の星特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（11戦4勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、サトノロマネに半馬身交わされて2着となった。

7月26日、連闘で迎えた42戦目は、孫一記念特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（12戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた43戦目は、足摺ジョン万次郎特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（13戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ウォーターデュークに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた44戦目は、一般A2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で嬉勝則騎手（14戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

11月1日、中7週で迎えた45戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の英彦山賞（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のドントタッチミーをクビ差振り切って7勝目をマークした。

11月15日、中1週で迎えた46戦目は、霜月特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したタカノアラエビスにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月6日、中2週で迎えた47戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の久住山賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

6歳（2015年）

1月3日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた48戦目は、門松特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月7日、中4週で迎えた49戦目は、地方重賞の如月賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月5日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた50戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、ラベンダー特別（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた51戦目は、地方重賞のカンナ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた52戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた53戦目は、地方重賞の新涼賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた54戦目は、地方重賞の御船山賞（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた55戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、紅葉特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミスタージャックに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた56戦目は、コスモス特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のサチノポピーをクビ差振り切って勝利をモノにする

10月31日、中4週で迎えた57戦目は、地方重賞の英彦山賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた58戦目は、水仙特別（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた59戦目は、地方重賞の久住山賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったクロスオーバーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中1週で迎えた60戦目は、地方重賞の師走賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

7歳（2016年）

1月10日、中2週で迎えた61戦目は、ニューイヤー特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシゲルユカタマツリに4馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。

1月30日、中2週で迎えた62戦目は、長崎街道嬉野宿特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のフクイルを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

2月14日、中1週で迎えた63戦目は、アメジスト特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（8戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた64戦目は、長崎街道松原宿特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で石川慎将騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた65戦目は、マーチ特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石川慎将騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のテイエムトッピモンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月9日、中1週で迎えた66戦目は、ダイヤモンド特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石川慎将騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた67戦目は、長崎街道黒崎宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石川慎将騎手（12戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。