コモディアス（2006年生、母オカノハーモニー）

コモディアス（2006年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「（家や庭が）広い」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスゴールド（当時8歳）と交配したオカノハーモニーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の一般C2十十一。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

8月2日、デビュー戦は池崎祐介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池崎祐介騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月20日、中6週で迎えた4戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月17日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トーセンエシェゾーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアリーペデを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月29日、中3週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四15十六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十五十六（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったマシューに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十三14十五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月9日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったダイヤモンドフィズを3/4馬身捉え切れず2着となった。

7月30日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったブラフマンスキーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月24日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったパワーエクストラに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた14戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るイナズマチーターを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

10月28日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプリティーパインに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月14日、中6週で迎えた16戦目は、冬木立特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（2011年）

5月19日、約5か月の休養明けで迎えた17戦目は、一般C2十三十四十五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、4着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月28日、中5週で迎えた19戦目は、一般C2十十一（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコルドンブルーを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

8月18日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。