ワールドイーグル（1994年生、母クイーンビート）

ワールドイーグル（1994年2月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスラヴィック（当時7歳）と交配したクイーンビートが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中原牧場。戦績は、地方46戦4勝2着3回。1997年のゴールデンティアラ賞(地方重賞)に勝利した他、1997年の東京ダービー(地方重賞)で3着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1996年）

4月25日、デビュー戦は小野望騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のパパスミメントに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月28日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で小野望騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月6日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で小野望騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で小野望騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイセイリーフから3馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のひまわり賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

8月15日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアポロ特別（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は小野望騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカオーカンに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のジュニアカップ（旭川ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦のヤングチャレンジカップ（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野望騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野望騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた11戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のトマム特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（1997年）

1月28日、中9週で迎えた12戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカトレア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月26日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の桃花賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月18日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のアネモネ特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた15戦目は、鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月14日、中4週で迎えた16戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の関東オークス（川崎ダート2000m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月6日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスジュディから1馬身差の2着となった。

7月10日、中4週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月13日、中4週で迎えた19戦目は、地方重賞のトゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月14日、中8週で迎えた20戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラシアンスキーをハナ差制して3勝目を奪取した。

11月20日、中4週で迎えた21戦目は、3歳G2のスーパーダートダービー（大井ダート2000m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月29日、中5週で迎えた22戦目は、勝島オープン（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1998年）

4月8日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、牝馬限定G3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の’98グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の’98ブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

6月17日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のエメラルドカップ（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

7月21日、中4週で迎えた27戦目は、牝馬限定G2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のトゥインクルレディー賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（8戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた29戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5歳（1999年）

1月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

1月20日、中2週で迎えた31戦目は、牝馬限定G3のTCK女王盃（大井ダート2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（8戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦でオープンの5歳以上（大井ダート1600m 内回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3月25日、中5週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の’99スプリングカップ（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（10戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月29日、中4週で迎えた34戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（11戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた35戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、カシオペア特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月8日、中5週で迎えた36戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、一般A（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた37戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、七稜星特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた38戦目は、日本レーシングサービス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイサイレンスに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた39戦目は、ガーネットスター特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた40戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の旭岳賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着を確保した。

10月13日、中3週で迎えた41戦目は、豊頃はるにれ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた42戦目は、時計台特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラチャンピオンから4馬身差の2着に敗北した。

11月3日、連闘で迎えた43戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた44戦目は、日高軽種馬農業協同組合特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた45戦目は、JA帯広大正特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月23日、中1週で迎えた46戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。15着に終わった。