ドリームゼファー（2002年生、母ノースポイント）

ドリームゼファー（2002年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時14歳）と交配したノースポイントが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、地方39戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2006年の中央区特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

松代真厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2004年）

10月28日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月18日、中2週で迎えた2戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた3戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

3歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したマルマツキセキにクビ差届かず2着に惜敗した。

2月18日、中6週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮し、3着に入った。

4月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスズパープルに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のノーストーチに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月31日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

6月24日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦の夏椿特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月11日、中6週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のコスモコネクションをクビ差振り切って制した。

4歳（2006年）

1月10日、約5か月の休み明けで迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、なすび特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

2月13日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた14戦目は、早春特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた15戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、清明特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた16戦目は、新緑特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（7戦2勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた17戦目は、石神井特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るスズノダンディーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6月29日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のビクトリアサンデーをハナ差振り切って4勝目をマークした。

7月31日、中4週で迎えた19戦目は、中央区特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（9戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るサクラシークレットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて5勝目を収める

8月28日、中3週で迎えた20戦目は、ドラマティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタナナを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月6日、中5週で迎えた21戦目は、アルデバラン賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（11戦4勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた22戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（12戦4勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したリアルバローズにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月29日、中2週で迎えた23戦目は、冬霞賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（13戦4勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5歳（2007年）

1月12日、中5週で迎えた24戦目は、一般B3三（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（14戦4勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた25戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた26戦目は、一般B3三（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のブラックサーボをアタマ差振り切って勝利をモノにする

3月26日、中1週で迎えた27戦目は、シリウス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（15戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したエムジェイレコードを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月24日、中3週で迎えた28戦目は、スイートピー特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（16戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

5月22日、中3週で迎えた29戦目は、アーバンステージさつき賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（17戦4勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月7日、中1週で迎えた30戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（18戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

7月12日、中4週で迎えた31戦目は、アルタイル賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

6歳（2008年）

1月11日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、花信風特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（19戦4勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

2月5日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の春告鳥特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（20戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた34戦目は、一般B3二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（21戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた35戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（22戦4勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた36戦目は、北斗七星賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（23戦4勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた37戦目は、ダイヤモンド賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（5戦2勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の立夏特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（24戦4勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた39戦目は、時の日特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦2勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。