ショウナンワヒネ（2009年生、母メヤディーニ）

ショウナンワヒネ（2009年2月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋女性（ハワイ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時10歳）と交配したメヤディーニが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着7回、中央障害7戦0勝2着1回、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

3月3日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったアンディタードに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中8週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はロンギングトゥユーと並んで2着同着となった。

5月20日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったムジャウハラートに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月10日、中2週で迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたヘアーオブザドッグ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ドリームジェダイに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月28日、中2週で迎えた6戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、アンバウンドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

9月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブラックビスケットに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて、最後は2着のプリティベベに3馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月18日、中5週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は浜中俊騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

12月22日、中4週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

4歳（2013年）

5月18日、約5か月の休み明けで迎えた12戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた13戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の木古内特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したノボプレシャスにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月21日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

7月28日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて先頭を奪い、最後は2着のモリトブイコールに1馬身1/4の差をつけて3勝目を掴み取った。

12月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた18戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2014年）

1月26日、中5週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月16日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は田村太雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンジンキヨモリから半馬身差の2着となった。

4月27日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。