テイエムマーメイド（2006年生、母タルミズベッピン）

テイエムマーメイド（2006年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人魚」。毛色は栗毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時10歳）と交配したタルミズベッピンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は堀弘康。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦10勝2着8回。2009年の荒尾レディース特別で2着に入った他、2009年の北海道産馬特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

8月24日、デビュー戦は田村太雅騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は490kg。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず17着に終わった。

9月28日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

10月25日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

3歳（2009年）

1月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、皆川麻由美騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムジャングルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月3日、中1週で迎えた5戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハクコウリョウに8馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

2月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は皆川麻由美騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒトメボレムスメから1馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた7戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの北海道産馬特別（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったイダテンサイレンスから4馬身差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの荒尾レディース特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムアツヒメからクビ差の2着に甘んじた。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のワンパクタイショウに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

4月12日、中1週で迎えた10戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのスイートピー賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

4月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムアツヒメに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

5月3日、中0週で迎えた12戦目は、3歳KJ3の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユニオンレディーから2馬身差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の荒尾クイーン特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で林陽介騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノユニヴァースから2馬身差の2着となった。

6月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で林陽介騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノユニヴァースから1馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムヒッカテに1馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

7月30日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアニスから4馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中0週で迎えた18戦目は、3歳戦の荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムヒッカテをアタマ差制して6勝目をつかんだ。

8月23日、中1週で迎えた19戦目は、3歳KJ3の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月19日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスターペスゲンズイをクビ差制して優勝

10月15日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスターペスゲンズイに6馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

11月3日、中2週で迎えた22戦目は、まー軍団アニバーサリー（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノビームに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月19日、中1週で迎えた23戦目は、居酒屋「楽笑」特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカシマチャップリンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（3戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバートップガンから5馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中3週で迎えた25戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2010年）

6月18日、約5か月半の休養明けで迎えた26戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、花菖蒲特選（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた27戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は林陽介騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

7月29日、中1週で迎えた28戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、金峰山カップ（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた29戦目は、黒岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月17日、中4週で迎えた30戦目は、久住山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた31戦目は、菜切川カップ（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた32戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、かんなづき特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた33戦目は、屋形山カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（10戦3勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。