シマノシンシア（1992年生、母ダウンチータ）

経歴

デビュー前

2歳（1994年）

6月11日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったマキシムシャレードに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマミーズギフトに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月31日、中4週で迎えた3戦目は、2歳G3の札幌3歳ステークス（札幌芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

11月13日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた5戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の樅の木賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳G3のフェアリーステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は須貝尚介騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

3歳（1995年）

2月12日、中6週で迎えた7戦目は、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

2月26日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着を確保した。

3月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月27日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた11戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

10月14日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた13戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4歳（1996年）

6月27日、約8か月半の休み明けで迎えた14戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルス特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた15戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、赤平エルム高原特別（旭川ダート1500m 雨/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月16日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、堂山直樹騎手を鞍上に迎えて、浦河ピスカリ館特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた17戦目は、マゼラン特別（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月8日、連闘で迎えた18戦目は、パンドラ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堂山直樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月13日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、フォボス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堂山直樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月21日、連闘で馬体重を前走から14kg戻して迎えた20戦目は、プレセペ特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で堂山直樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた21戦目は、アルゴル特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で堂山直樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、義経特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で堂山直樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた23戦目は、十勝農協連特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で堂山直樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1997年）

1月3日、中8週で迎えた24戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラックベンチャーに7馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

1月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のモンキーターンに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

1月27日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンフースケに3馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

2月2日、連闘で迎えた27戦目は、一般C1（中津ダート1300m 雪/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニューベンチャーをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。

2月10日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のディスリガードに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月2日、中2週で迎えた29戦目は、みどり賞特別（中津ダート1620m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったニューベンチャーから2馬身半差の2着に敗北した。

3月16日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイエローチーフに半馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

3月24日、連闘で迎えた31戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノズイショウに約17馬身の大差をつけて8勝目をゲットした。

4月12日、中2週で迎えた32戦目は、菜の花特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートケンザンに2馬身の差をつけて制した。

4月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグコスに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月17日、中2週で迎えた34戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートケンザンに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月31日、中1週で迎えた35戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（8戦7勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノムラワルツに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月29日、中3週で迎えた36戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた37戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のレガシースパークに2馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

8月24日、中3週で迎えた38戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、小倉日経オープン（小倉芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた39戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月17日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた40戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月13日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた41戦目は、A5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた42戦目は、A5（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた43戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1998年）

1月14日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月9日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村井栄治騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた48戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のナニワダイジンに4馬身の差をつけて優勝

4月23日、中5週で迎えた49戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、菜の花特別（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた50戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた51戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

7月29日、中7週で迎えた52戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた53戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた54戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた55戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真輝騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。