バストアナット（2000年生、母アンダージェント）

経歴

デビュー前

1歳のとき、曾我博から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2002年）

12月10日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は478kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサーストンリリーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のエリカ特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3歳（2003年）

2月1日、中4週で迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のライトメイビアに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

3月5日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

10月10日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた5戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のきんもくせい特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオキザリス特別（大井ダート1690m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のさざんか特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は吉井竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のポインセチア特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は市村誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

4歳（2004年）

1月7日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井竜一騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、一般C2二ア（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、オールドミネイトにクビ差交わされて2着となった。

4月14日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、マルマツダンサーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月3日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2二三四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のハーディーガールに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月7日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2一二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く持ち堪えて、最後は2着のリュウノーザンを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

7月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林幻騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、レオコウテイにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、シューティングスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で林幻騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で林幻騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウイナーズマーチに4馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

9月24日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で林幻騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のフルーツバスケットをクビ差振り切って6勝目を収める

10月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3二（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で林幻騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のミスタービーインを3/4馬身振り切って7勝目を手に入れた。

10月28日、中1週で迎えた20戦目は、オクトーバー特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で林幻騎手（9戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

11月5日、連闘で迎えた21戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったレオコウテイに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中5週で迎えた22戦目は、ラピスラズリ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

5歳（2005年）

1月4日、中2週で迎えた23戦目は、睦月特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

2月21日、中6週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の駿風特別（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

3月2日、連闘で迎えた25戦目は、一般B3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた26戦目は、春風特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は林幻騎手（10戦5勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

10月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた27戦目は、ハンデ戦の秋波スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた28戦目は、金時山特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。