ジョーココロ（2010年生、母ジョーフュージョン）

ジョーココロ（2010年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋心」。毛色は栗毛。種牡馬のハーツクライ（当時9歳）と交配したジョーフュージョンが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）ハッピーネモファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方26戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2十一十二十三。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

7月15日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3歳（2013年）

4月20日、約9か月の休養明けで迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた5戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた6戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイツーモリガンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、中0週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るセルリアンプラウドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて順当に勝利した。

8月12日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の天狗杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキゲキを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月9日、中7週で迎えた10戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では稟性の闘争本能でゴールまでタレずに走り切ったが、4着に終わった。

11月20日、中5週で迎えた11戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く粘り込んで、最後は2着のソデフリンに1馬身の差をつけて制した。

12月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、一般C2九（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

4歳（2014年）

2月21日、中9週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた13戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二十三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のワイドキングに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月26日、中4週で迎えた14戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、デジタルデータにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月27日、中8週で迎えた15戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

7月15日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた19戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月6日、中7週で迎えた21戦目は、須藤優騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一十二（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2十一十二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須藤優騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5歳（2015年）

1月9日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3三四五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のティンギーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月20日、中5週で迎えた25戦目は、紅梅賞（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた26戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた28戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた29戦目は、一般C3二（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた30戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。