ハヤノショウリ（1989年生、母ジプシークイン）

ハヤノショウリ（1989年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時15歳）と交配したジプシークインが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方18戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の皿倉山特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1991年）

8月15日、デビュー戦は小林伸義騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は451kg。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた3戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（札幌(地)ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（1992年）

4月21日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月30日、連闘で迎えた6戦目は、4歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた7戦目は、4歳（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンヤシマに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月26日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林伸義騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラアースから3馬身差の2着となった。

6月17日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（旭川ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコーメモリーに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

6月25日、連闘で迎えた10戦目は、4歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林伸義騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤローレンスに3/4馬身の差をつけて制した。

7月16日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林伸義騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林伸義騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミノブジョオーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月17日、中2週で迎えた13戦目は、佐々木一夫騎手を鞍上に迎えて、札幌えぞまつ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤコマチに1馬身半の差をつけて優勝

9月10日、中2週で迎えた14戦目は、三笠特別（岩見沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は小林伸義騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北海優駿（岩見沢ダート2600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月12日、中2週で迎えた16戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、追分特別（岩見沢ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤコマチに1馬身半の差をつけて6勝目を獲得した。

10月22日、中0週で迎えた17戦目は、浜益特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた18戦目は、樺戸特別（岩見沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスガノウインから3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（1993年）

1月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた21戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイタクミストラルを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って7勝目を挙げた。

2月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の甲南ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月21日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた23戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の御堂筋ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

6月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ホクセイアンバーに交わされて2馬身差の2着となった。

8月1日、中6週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のUHB賞（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。