トライバルリーフ（1997年生、母ショウワスズラン）

トライバルリーフ（1997年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のビソウサウス（当時7歳）と交配したショウワスズランが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、地方36戦13勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年のアラブ大賞典(アラ系4歳)。

経歴

デビュー前

川村孝一厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1999年）

6月11日、デビュー戦は大島計彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（足利ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月10日、中8週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大島計彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大島計彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大島計彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大島計彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大島計彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月5日、連闘で迎えた7戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大島計彦騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラスイセイに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月3日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大島計彦騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大島計彦騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2000年）

1月8日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のトップセイザンに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

1月30日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（足利ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のノギハヤカゼをクビ差制して3勝目を手中に収めた。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のサカノトライバルに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月25日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサカノトライバルに3/4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月9日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳（足利ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（5戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のノギハヤカゼに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月10日、中4週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハナノシオリに3/4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月6日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦の華厳賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったデイオウルフから1馬身差の2着に敗北した。

5月29日、中2週で迎えた18戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエステイヒーローを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

6月13日、中1週で迎えた19戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクバオージャを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた20戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のブルーホークをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月23日、中3週で迎えた21戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホマレドンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中3週で迎えた22戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビークレバーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月3日、中1週で迎えた23戦目は、中京スポーツ賞（金沢ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた24戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイエスマジックに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月15日、中1週で迎えた25戦目は、3歳戦のアラブ大賞典（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺壮騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエステイヒーローをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月12日、中3週で迎えた26戦目は、石川テレビ杯（金沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺壮騎手（7戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月10日、中3週で迎えた27戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、北國アラブチャンピオン（金沢ダート2300m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた28戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

4歳（2001年）

4月7日、約3か月半の休み明けで迎えた29戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（8戦5勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた30戦目は、黒百合賞（金沢ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（9戦5勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

5月14日、中0週で迎えた31戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンエスジュニアに2馬身半の差をつけて制した。

6月24日、中5週で迎えた32戦目は、アラブグランプリ（金沢ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（11戦6勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた33戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（12戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた34戦目は、農協牛乳杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺壮騎手（13戦6勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダイリンフラワに交わされて2馬身半差の2着となった。

5歳（2002年）

4月10日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた35戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた36戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、新緑特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。