ゴールデンカロ（1998年生、母タカノカイソク）

ゴールデンカロ（1998年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時12歳）と交配したタカノカイソクが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山春牧場。戦績は、地方41戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の銀河特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

大沢勝宣厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2000年）

6月18日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、3歳A2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳A1（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月28日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（上山ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた4戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノマルゼンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2001年）

4月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノベストオーから1馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A3（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノホクサイから2馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のベルデンフドウに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

6月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳A（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のあじさい特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のコマノガリュウに1馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

7月31日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のあららぎ特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で板垣吉則騎手（7戦3勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノホクサイに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A1（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で板垣吉則騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた13戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のこまくさ賞（上山ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた14戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、3歳A1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルハチマラネロから3馬身差の2着となった。

10月14日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月11日、中7週で迎えた17戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオイワケオウカンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

4歳（2002年）

1月24日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2四五六（大井ダート1490m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2三四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた21戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったマルハチシェーバーをクビ差捉え切れず2着となった。

3月5日、中1週で迎えた22戦目は、野方特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた23戦目は、春草特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で市村誠騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2二（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で市村誠騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた25戦目は、かに座特別（大井ダート1690m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で市村誠騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた26戦目は、早乙女特別（大井ダート1690m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で市村誠騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月14日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で市村誠騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5歳（2003年）

4月25日、約10か月半の休み明けで迎えた28戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1390m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた29戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2（大井ダート1390m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウィンリージェントに3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

5月26日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は東原悠善騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月24日、中2週で迎えた32戦目は、銀河特別（大井ダート1590m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のジョウノマジシャンをクビ差振り切って雨下の混戦を制した。

7月4日、中0週で迎えた33戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で東原悠善騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキンシャイに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月30日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1四（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で東原悠善騎手（4戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

6歳（2004年）

3月1日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、渋谷区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で東原悠善騎手（5戦2勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

10月16日、約7か月半の休み明けで迎えた36戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、渡り鳥特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月1日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた37戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、あけび特別（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた38戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、スウィング特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた39戦目は、シンガポールスリング特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、品田真樹騎手を鞍上に迎えて、男体山特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（2005年）

1月7日、連闘で迎えた41戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、迎春特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。