アズマトレジャー（1993年生、母バックツーイースト）

アズマトレジャー（1993年5月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイヤモンドショール（当時14歳）と交配したバックツーイーストが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、地方16戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年の初春特別(C3)。

経歴

デビュー前

松代真厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1996年）

9月20日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は523kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサーストンナルビーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月23日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニューベロナに3/4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

11月19日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーダイヤモンドから3馬身差の2着に敗北した。

12月24日、中4週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1997年）

1月27日、中4週で迎えた5戦目は、初春特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハギオに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

2月16日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、一般C2四（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノライジンからクビ差の2着に甘んじた。

3月4日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマホロバドリームから2馬身半差の2着に敗北した。

5歳（1998年）

2月22日、約12か月の休養明けで迎えた8戦目は、松浦裕之騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦の5歳C3（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦裕之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したウメノサイドに半馬身届かず2着に敗北した。

4月16日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦裕之騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したグローリーパレードに3/4馬身届かず2着に敗北した。

5月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、一般C2八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦裕之騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で松浦裕之騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦裕之騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で松浦裕之騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

8月27日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。