セントオブウーマン（2015年生、母タイヨウパフューム）

セントオブウーマン（2015年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女性の香り。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時12歳）と交配したタイヨウパフュームが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高大洋牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C2十六。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日高大洋牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、桜井忠隆によって777.6万円で落札された。

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

11月18日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は414kg。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

3歳（2018年）

1月27日、中9週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月18日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

6月17日、中8週で迎えた5戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

8月5日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のナイスブーツ特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田純次騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

4歳（2019年）

4月13日、約7か月半の休養明けで迎えた8戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したベルモントセブンにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、ありがとう平成こんにちは令和賞（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のアンティオキアを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

5月12日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のローザルーナをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

6月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（9戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい6着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた19戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月9日、中1週で迎えた20戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた24戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、株式会社利久賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月16日、中4週で迎えた28戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（11戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5歳（2020年）

1月5日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた32戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

4月5日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

4月12日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた36戦目は、エフエム岩手花金ラジオNEXTC2十六（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月10日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のハルノタビに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

5月18日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂口裕一騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂口裕一騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた41戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（9戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

6月22日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた44戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。