ゴルデンビユーチ（1981年生、母ハヤブサビユーチ）

ゴルデンビユーチ（1981年6月18日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールデンパス（当時19歳）と交配したハヤブサビユーチが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は法理牧場。戦績は、中央平地12戦2勝2着2回、地方45戦26勝2着6回。1987年の小倉記念(ハンデG3)に勝利した他、1987年の朝日チャレンジカップ(G3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

5歳（1986年）

1月20日、万両特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンゴクアラシから1馬身半差の2着に敗北した。

2月3日、一般A2 B1（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハクシヨウザンに3馬身の差をつけて勝利を決めた。

2月19日、東海キング（名古屋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリピアーに3/4馬身の差をつけて勝利を挙げた。

3月9日、マーチカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は黒宮高徳騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカシマリユウからアタマ差の2着に甘んじた。

4月6日、東海大賞典（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は望月高司騎手。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、東海キング（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は井手上慎一騎手。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホーセイサンダーに2馬身半の差をつけて勝利を物にした。

5月5日、東海桜花賞（中京(地)芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月8日、東海キング（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアスキツトオージヤに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月3日、ルビー特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンボーイに半馬身の差をつけて勝利を挙げた。

8月6日、サマーハンデ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドテンに半馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

9月21日、サファイヤ特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で井手上慎一騎手。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミマドンナから1馬身半差の2着に敗北した。

10月5日、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中敏和騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリユウフレンチに6馬身の差をつけて勝利をモノにした。

11月3日、東海菊花賞（名古屋ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月16日、トパーズ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリピアーに1馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

12月3日、名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1987年）

3月1日、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 小雪/良）に出走。鞍上は加用正騎手。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

3月8日、G3の中日新聞杯（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3月29日、コーラルステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

4月19日、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は徳吉一己騎手。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はハセムテキと並んで1着同着となった。

5月10日、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月7日、ハンデG3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

7月19日、小倉日経賞（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は加用正騎手。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したミスターボーイに3/4馬身届かず2着となった。

8月9日、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月30日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプレジデントシチーを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を挙げた。

9月20日、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったプレジデントシチーにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

10月11日、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

7歳（1988年）

4月24日、栗東ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に60kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。