カメットテソーロ（2016年生、母メイクアミラクル）
Kamet Tesoro
2016.05.02
カメットテソーロ（2016年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「インドの山の名＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時10歳）と交配したメイクアミラクルが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上 欽哉。主な勝ち鞍は2019年の一般C2一。
経歴
デビュー前
2歳のとき、村上欽哉から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、了德寺健二ホールディングスによって1,566万円で落札された。
畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2018年）
12月2日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。
3歳（2019年）
1月26日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。
3月28日、中8週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。
5月18日、中6週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では賦性の闘争本能でゴールまで頑張り、5着を確保した。
6月16日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。
8月3日、中6週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。
9月1日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るセイントレイチェルを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。
9月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスカイルークを猛烈な末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。
9月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のステーロをクビ差振り切って断然の支持に応えた。
10月7日、連闘で迎えた10戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のワンダフルキングスをハナ差振り切って破竹の4連勝を決めた。
11月14日、中4週で迎えた11戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。
12月29日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のTCKで忘年会賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。
4歳（2020年）
1月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。
2月25日、中4週で迎えた14戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。
7月28日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、一般C3九（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったラブアバンティに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
9月8日、中5週で迎えた16戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい13着に敗れた。
9月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。
10月7日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。
10月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。
11月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。
12月9日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤本現暉騎手（9戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。
5歳（2021年）
1月19日、中5週で迎えた23戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤本現暉騎手（10戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。
8月16日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。
9月8日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた25戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、2003 オフトひたちなか開設賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。
9月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったシュトルツに詰め切れず、7馬身差の2着となった。
10月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のプルミエールアンパに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
12月6日、中8週で迎えた28戦目は、一般C3三（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったサバイバルトリックに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。
12月27日、中2週で迎えた29戦目は、TCKスーパープレミアム（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
6歳（2022年）
1月24日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、エスプリアラジンにクビ差交わされて2着に甘んじた。
2月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。
5月23日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。
6月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。
6月29日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。
7月11日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。
デビュー前
2歳のとき、村上欽哉から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、了德寺健二ホールディングスによって1,566万円で落札された。
渡部則夫厩舎（大井）へ入厩。
7月25日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番ゲートからスタート。出走取消となった。
9月6日、中7週で迎えた36戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は池谷匠翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。
9月18日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。