アカリロンドン（2011年生、母イノチノアカリ）

アカリロンドン（2011年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋英国の首都」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時11歳）と交配したイノチノアカリが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着4回、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

8月10日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったナムラユキヒメに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月20日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったマスクゾロにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月9日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

12月8日、中3週で迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したレッドロンメルを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のシャッツクヴェレに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3歳（2014年）

1月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

2月9日、中4週で迎えた10戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた11戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた12戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた13戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフジインザスカイにアタマ差届かず2着となった。

4歳（2015年）

1月17日、約9か月半の休み明けで迎えた14戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた15戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた16戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

3月29日、中5週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた17戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、弥生特別（水沢ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた18戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったカリスマアキラに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月19日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、文月特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた20戦目は、立秋特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月15日、中1週で迎えた21戦目は、盛岡舟っこ流し特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた22戦目は、白露特別（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のブルロックをクビ差振り切って久々に白星を挙げた。

9月28日、中2週で迎えた23戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた24戦目は、神無月特別（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた25戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、菊花特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた26戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた27戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。