ホウザンゴールド（1990年生、母フオアザボーイズ）

ホウザンゴールド（1990年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシエルシユールドール（当時7歳）と交配したフオアザボーイズが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下農場。戦績は、中央平地25戦4勝2着1回、地方16戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年のむらさき賞(ハンデ)。

経歴

デビュー前

中矢攻厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1992年）

7月1日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は465kg。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアシュラトップからクビ差の2着に甘んじた。

7月28日、中3週で迎えた2戦目は、小林真治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったケンタオアフから3/4馬身差の2着に敗れた。

10月9日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の秋駒特別一（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1993年）

4月13日、約6か月の休み明けで馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた4戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は小林真治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林真治騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミタカショウリに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月31日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は松井達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンマリリンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のしらさぎ賞（浦和ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井達也騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の夏木立特別一（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松井達也騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンロイヤルをクビ差制して3勝目を手に入れた。

8月17日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のシルクサマー特別一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井達也騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のプラタナス特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井達也騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1994年）

3月12日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた12戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の常陸特別（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

4月10日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた14戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の八ヶ岳特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の秩父特別（東京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた16戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエドノマツに3馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月2日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の苫小牧特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のスーパーキングダムをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

8月7日、中2週で迎えた19戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の八雲特別（札幌芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のソブリンビューティをアタマ差振り切って優勝

8月21日、中1週で迎えた20戦目は、G3の函館記念（札幌芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦2勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

10月9日、中6週で迎えた21戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、オクトーバーステークス（東京芝2300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた22戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのアイルランドトロフィー（東京芝1600m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた23戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のノベンバーステークス（東京芝1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。17頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

5歳（1995年）

3月5日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、’95ファイナルカップ（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の船橋ステークス（中山芝1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したスガノオージを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4月29日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の箱根ステークス（東京芝1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（5戦2勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のむらさき賞（東京芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（6戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のシロキタガンバに1馬身3/4の差をつけて7勝目を収める

7月2日、中4週で迎えた28戦目は、ハンデG3の札幌記念（札幌芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（7戦3勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

7月9日、連闘で迎えた29戦目は、ハンデ戦の報知杯大雪ハンデキャップ（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月28日、約3か月半の休養明けで迎えた30戦目は、白秋ステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上はA.ムンロ騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた31戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の比叡ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

6歳（1996年）

5月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた32戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、メルボルントロフィー（京都芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の桶狭間ステークス（中京芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

6月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、関ケ原ステークス（中京芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた35戦目は、グリーンステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた36戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、サマーステークス（小倉芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

7歳（1997年）

1月26日、約6か月の休み明けで迎えた37戦目は、睦月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2月17日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、岩崎佳生騎手を鞍上に迎えて、如月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた39戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、京葉盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月3日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた40戦目は、卯月特別（船橋ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月21日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた41戦目は、ダイヤモンド特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。