ファストテンション（1998年生、母ファストワン）

ファストテンション（1998年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアーミジャー（当時8歳）と交配したファストワンが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、地方40戦10勝2着7回。2001年の白百合特別(牝地方重賞)に勝利した他、2001年の北関東クイーンカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

室井康雄厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（2000年）

6月25日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は422kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったベラミチケットから2馬身差の2着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた2戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマパークリヒメに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月19日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（宇都宮ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレキングスターに5馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

9月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったベラミチケットから5馬身差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったベラミチケットから5馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の若駒特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月3日、中0週で迎えた9戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた10戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のかもしか賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2001年）

1月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のミホノコトブキに3/4馬身の差をつけて制した。

1月21日、中0週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦の紅梅特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワカオフラワーに2馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

2月11日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東クイーンカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月18日、中4週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北関東弥生賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は青木秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の春蘭特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のノンノンジェントをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の北関東皐月賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（8戦4勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の薫風特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（9戦4勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（10戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジエスニセイに3/4馬身の差をつけて制した。

6月24日、中1週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（11戦5勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の白百合特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田利雄騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワカオフラワーに5馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

8月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東オークス（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田利雄騎手（13戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた23戦目は、3歳地方重賞のスプリンターズカップ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田利雄騎手（14戦6勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた24戦目は、サファイア特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で内田利雄騎手（15戦6勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジエスニセイから3/4馬身差の2着となった。

10月8日、連闘で迎えた25戦目は、牝馬限定3歳戦の稲穂特別（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で内田利雄騎手（16戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノシークレットから1馬身半差の2着に敗北した。

10月30日、中2週で迎えた26戦目は、3歳地方重賞のもみじ特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で内田利雄騎手（17戦6勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた27戦目は、向寒特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で内田利雄騎手（18戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウエーブチャンプに約14馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

11月25日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定戦のシンデレラ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で内田利雄騎手（19戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジエスニセイに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月8日、中1週で迎えた29戦目は、ディッセンバー特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で内田利雄騎手（20戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホノコトブキから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中2週で迎えた30戦目は、寒菊特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で内田利雄騎手（21戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキラリヒカルから3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2002年）

1月7日、中0週で迎えた31戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、福寿草特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた32戦目は、オリオン座特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（22戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた33戦目は、まつゆき草特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（23戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月5日、中8週で迎えた34戦目は、とき草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（24戦8勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた35戦目は、パンジー特別（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（25戦8勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた36戦目は、新緑特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（26戦8勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた37戦目は、メイプル特別（足利ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（27戦8勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた38戦目は、ラベンダー特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田利雄騎手（28戦8勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた39戦目は、ムーンストーン特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で内田利雄騎手（29戦8勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた40戦目は、はくちょう座特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で内田利雄騎手（30戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターホクトオーに1馬身の差をつけて優勝