エスピッドエンゼル（1994年生、母トキノターキン）
Espido Angel
1994.04.23
エスピッドエンゼル（1994年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマラキム（当時11歳）と交配したトキノターキンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は今野 活博。戦績は、地方48戦9勝2着6回。1997年のオープン特別で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
佐藤敏彦厩舎（盛岡）へ入厩。
2歳（1996年）
9月22日、デビュー戦は山本裕次郎騎手を鞍上に据えて、馬体重は390kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエンジェルキッズから3/4馬身差の2着となった。
10月10日、中2週で迎えた2戦目は、芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月2日、中7週で迎えた3戦目は、S.サイトウ騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマホラジュピターに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月21日、中2週で迎えた4戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続でS.サイトウ騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月30日、連闘で迎えた5戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続でS.サイトウ騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノレピカードに半馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。
3歳（1997年）
4月5日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、4歳B（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったデコールから1馬身差の2着となった。
4月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンのオープン特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月2日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、3歳オープンのオープン特別（盛岡芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6月16日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、3歳オープンのオープン特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた11戦目は、4歳B（水沢ダート1600m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月12日、中1週で迎えた12戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、4歳B（水沢ダート1600m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月8日、中7週で迎えた13戦目は、4歳B（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳オープンのオープン特別（水沢ダート1600m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月4日、中1週で迎えた15戦目は、4歳B（盛岡ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木忍騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳B（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月30日、中3週で迎えた18戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノレピカードに半馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
12月23日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のウインターカップ（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
4歳（1998年）
1月4日、中1週で迎えた20戦目は、5歳A（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月16日、中5週で迎えた21戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードフブキに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
3月21日、中4週で迎えた22戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月6日、中2週で迎えた24戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月21日、中1週で迎えた25戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカゼノファルセットから2馬身差の2着となった。
6月14日、中2週で迎えた26戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のライトピオニーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
7月15日、中3週で迎えた27戦目は、一般B3（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアライコウに6馬身の差をつけて6勝目を手にした。
8月12日、中3週で迎えた28戦目は、キキョウ特別（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で早川順一騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカゼノファルセットから6馬身差の2着に敗北した。
10月5日、中7週で迎えた29戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、きんもくせい特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月19日、中1週で迎えた30戦目は、釜川特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月31日、中1週で迎えた31戦目は、花梨特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。
12月15日、中5週で迎えた32戦目は、岩崎佳生騎手を鞍上に迎えて、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。
5歳（1999年）
1月25日、中5週で迎えた33戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C2一ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のタカラチェイサーに1馬身の差をつけて制した。
2月12日、中2週で迎えた34戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C1五イ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のフジノカゼノオーをアタマ差振り切って制した。
3月19日、中4週で迎えた35戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は秋田実騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月28日、中5週で迎えた36戦目は、薫風特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したヒノデキングオーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。
6月21日、中7週で迎えた37戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、麻綿原特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。
7月6日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったデスティネイションに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
7月28日、中2週で迎えた39戦目は、涼風特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
8月28日、中3週で迎えた40戦目は、コスモス特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月17日、中2週で迎えた41戦目は、秋涼特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のタマロータリーに5馬身の差をつけて制した。
12月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた42戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
6歳（2000年）
1月21日、中3週で迎えた43戦目は、紅梅特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。
2月16日、中3週で迎えた44戦目は、春光特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。
4月5日、中6週で迎えた45戦目は、槇特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦2勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。
5月5日、中3週で迎えた46戦目は、若葉特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。
6月30日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた47戦目は、ハンデ戦のパール特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（8戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。
7月28日、中3週で迎えた48戦目は、涼風特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は秋田実騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。