ウインブリオーソ（2018年生、母コスモダンスナイト）

ウインブリオーソ（2018年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+元気に(音楽用語)」。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時14歳）と交配したコスモダンスナイトが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳B2二。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,500万円（3.75万×400口）で一口馬主が募集された。

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

12月27日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。17頭立ての12番人気で大外17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

3歳（2021年）

1月16日、中2週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

3月15日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3月29日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るサニースポットを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

4月6日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のグローリアステレサを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

4月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、フレンドロマンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ミーアンザミニバーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のサクラコマチ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

11月2日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の138.5万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ベニノフェアリーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の122.5万円以上（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマリアッチに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月9日、中2週で迎えた12戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

4歳（2022年）

1月27日、中3週で迎えた14戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた15戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 雨/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

3月11日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた18戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた19戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（大井ダート1400m 雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

5月27日、中1週で迎えた20戦目は、モッキンバード賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた21戦目は、パナシェ賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた22戦目は、ヘラクレス座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では不屈のガッツで渋太く粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のハッピーエンドレスに1馬身3/4の差をつけて4勝目を手中に収めた。

8月16日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた23戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

9月19日、中4週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた24戦目は、一般C1七八九（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた25戦目は、池月・磨墨賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた26戦目は、マタドール賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったエアダンルースにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

11月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた28戦目は、シェリー・フリップ賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

5歳（2023年）

3月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた29戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（9戦1勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のグランモールをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月28日、中2週で迎えた30戦目は、ゴールデン・ドリーム賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（10戦2勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（11戦2勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く粘り込んで、最後は2着のウンエンリヒカイをアタマ差振り切って6勝目を手に入れた。

5月9日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1五六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（12戦3勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

5月23日、中1週で迎えた33戦目は、キングストン賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（13戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた34戦目は、ストーン・フェンス賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（14戦3勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた35戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、桜桃特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のニコシーナをクビ差振り切って優勝

7月12日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた37戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

6歳（2024年）

1月23日、約6か月の休み明けで迎えた38戦目は、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた39戦目は、スノーフレーク賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のウーニャに2馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

3月5日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた41戦目は、追悼記念ありがとうアイスバーグ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた42戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。