レッドロムルス（2018年生、母レッドクラウディア）

レッドロムルス（2018年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+伝説上の古代ローマ建国者の名。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時17歳）と交配したレッドクラウディアが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額4,600万円（11.5万×400口）で一口馬主が募集された。

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

7月4日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

9月5日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

12月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を5馬身以上保って、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

3歳（2021年）

1月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

3月28日、中9週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた8戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイブリュージュを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

9月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた11戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず14着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は斎藤新騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4歳（2022年）

1月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤新騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4月23日、中8週で迎えた16戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

6月14日、中6週で迎えた17戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、根尾川特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイリスクォーツを自慢の末脚で半馬身差し切って2勝目を奪取した。

7月24日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの岩国特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

9月13日、中6週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた19戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、スパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月24日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は斎藤新騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

5歳（2023年）

3月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、はりまや盃（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月27日、中5週で迎えた22戦目は、人間失格のりぴょん誕生記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったチュウワエースに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のメイショウセントレに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月24日、中1週で迎えた24戦目は、清流特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったチュウワエースに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた25戦目は、双六渓谷特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のナムラショウグンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月6日、中3週で迎えた26戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、明日は七夕特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったダルマワンサに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた27戦目は、月下美人特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のヒシハムザリバーをクビ差振り切って断トツの支持に応えた。

8月16日、中3週で迎えた28戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ささゆり特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた29戦目は、初紅葉オープン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（6戦4勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた30戦目は、色取月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったブラヴィーノに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月28日、中1週で迎えた31戦目は、ダリア特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（7戦4勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

11月9日、中5週で迎えた32戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、バーボン賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた33戦目は、リゲル賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた34戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ブルーマウンテン賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったイデアミラーグロに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6歳（2024年）

1月4日、中2週で迎えた35戦目は、昆布巻賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のリコーベレッタをアタマ差振り切って6勝目をつかんだ。

2月8日、中4週で迎えた36戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ジンチョウゲ特別（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

3月11日、中4週で迎えた37戦目は、啓蟄特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた38戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、花まつり特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

8月5日、約4か月の休み明けで迎えた39戦目は、凌霄花特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

9月19日、中5週で迎えた40戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、曼珠沙華特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るライヴガーネットを上がり3位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って7勝目をゲットした。

10月23日、中4週で迎えた41戦目は、ハンデ戦の陽月特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。