メイショウセントレ（2017年生、母メイショウフロリナ）

メイショウセントレ（2017年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋中心の（仏）。センターとトレジャーより連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時16歳）と交配したメイショウフロリナが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。主な勝ち鞍は2020年のオリオン特別(一般C13ロ)。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

12月14日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3歳（2020年）

8月9日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

10月5日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

10月20日、中1週で迎えた5戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンスープルに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR笠松第1戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のトリプルプレイに3馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月2日、中3週で迎えた7戦目は、オリオン特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のクリーンガーベラを3/4馬身振り切って3勝目を獲得した。

12月31日、中3週で迎えた8戦目は、年の瀬賞（笠松ダート1600m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸びを見せたが、伸びてきたカサドーラ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2021年）

9月9日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、チェリーヒックにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月22日、中1週で迎えた10戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモーニングサクラに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月6日、中1週で迎えた11戦目は、新穂高特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた12戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキセキタイムに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月12日、中1週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ドウダンツツジ特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた14戦目は、みどりの会6周年記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5歳（2022年）

12月9日、約12か月半の休養明けで迎えた15戦目は、若杉朝飛騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた16戦目は、C20組（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で若杉朝飛騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6歳（2023年）

1月10日、中1週で迎えた17戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、伊藤実知子誕生日おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は若杉朝飛騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンジョノコに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月7日、中1週で迎えた19戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、春雪特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメイプルリーフに2馬身半の差をつけて制した。

2月24日、中1週で迎えた20戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、春鳥特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバイコーンに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月9日、中1週で迎えた21戦目は、花桃特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のホヲユイットウに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月21日、中1週で迎えた22戦目は、スプリングアタック（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で深澤杏花騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4月27日、中4週で迎えた23戦目は、人間失格のりぴょん誕生記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったレッドロムルスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた25戦目は、フクロモモンガ販売跳丸記念（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた26戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた27戦目は、おーしー祝31歳バースデー記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るボルドープリュネを次元の違う末脚で半馬身差し切って10勝目を達成した。

8月2日、中3週で迎えた28戦目は、夕時雨特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のパワースカイに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

8月31日、中3週で迎えた29戦目は、晩夏特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた30戦目は、日和田高原特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた31戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、笠松けいば秋まつりまであと15日（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた32戦目は、松本一心騎手を鞍上に迎えて、神無月賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた33戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、ムジカ特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた34戦目は、アリス賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた35戦目は、一般A5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ビルジキールに交わされて1馬身差の2着となった。

7歳（2024年）

1月10日、中1週で迎えた36戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、クリスタライズに交わされて2馬身差の2着となった。

2月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、立春短距離特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

2月19日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた38戦目は、一般A8 B3（笠松ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は細川智史騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた39戦目は、一般A6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

4月4日、中3週で迎えた40戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミカヅキに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月19日、中1週で迎えた41戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた42戦目は、一般B5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。