ブラックキング（1998年生、母サヴォイア）

ブラックキング（1998年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒシアリダー（当時8歳）と交配したサヴォイアが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方30戦10勝2着4回。2001年の北関東菊花賞(地方重賞)に勝利した他、2001年のもみじ特別(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

仁岸進厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（2000年）

8月6日、デビュー戦は加藤和博騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーカップ（足利ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナポレオンホタカに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

10月22日、中3週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた4戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の若駒特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったベラミチケットから1馬身半差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったベラミチケットから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハートランドフェアから5馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のかもしか賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2001年）

3月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳地方重賞の北関東弥生賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の春蘭特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北関東皐月賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和博騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の薫風特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和博騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のミホノコトブキに2馬身の差をつけて2勝目を収める

6月24日、中3週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和博騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で加藤和博騎手（13戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーロープに3/4馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

8月16日、中4週で迎えた16戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤和博騎手（14戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナルシスゼットオーから2馬身差の2着に敗北した。

8月27日、中1週で迎えた17戦目は、風神賞（足利ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で加藤和博騎手（15戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のスプリンターズカップ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で加藤和博騎手（16戦3勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた19戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で加藤和博騎手（17戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエーピートンコウをハナ差制して4勝目をマークした。

10月7日、連闘で迎えた20戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、コスモス特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のリョウマに3馬身の差をつけて5勝目をマークした。

10月30日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、3歳地方重賞のもみじ特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（18戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミホノコトブキに半馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

11月18日、中2週で迎えた22戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリットルに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月10日、中2週で迎えた23戦目は、男体山特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（19戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアヘッドスキーに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、地方重賞の平成13年度とちぎ大賞典（宇都宮ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（20戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2002年）

2月4日、中4週で迎えた25戦目は、立春特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（21戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた26戦目は、白梅特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（22戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリットルに1馬身半の差をつけて9勝目を手にした。

4月22日、中8週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた27戦目は、卯月特別（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（23戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた28戦目は、地方重賞の八汐賞（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（24戦7勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた29戦目は、春リンドウ特別（足利ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（25戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた30戦目は、水無月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和博騎手（26戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミホノコトブキをクビ差制して勝利を手に入れた。

9月15日、約3か月の休み明けで迎えた31戦目は、地方重賞の穂の香賞（宇都宮ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和博騎手（27戦8勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。