ルビーノヒミツ（1997年生、母マイケルルビー）

ルビーノヒミツ（1997年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミヤシロオー（当時18歳）と交配したマイケルルビーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は石原牧場。戦績は、地方28戦16勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のキジ特設(アラ系3歳以上B1 B2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石原幸男から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、木稲安則によって105万円で落札された。

池田及也厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1999年）

11月20日、デビュー戦は山下貴光騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスターセイイチに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツノリリーフに4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3歳（2000年）

1月3日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアロマに1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

1月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

2月20日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アロマに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

8月18日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキングラバンドールをアタマ差振り切って久方ぶりの一戦を制した。

9月30日、中5週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミスタースナイパーをクビ差振り切って勝利をモノにする

10月19日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハクコウホーマに2馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハクコウホーマを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

12月1日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシナノエルシドに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月31日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアインスヒラノをクビ差振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（2001年）

10月17日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、トキ特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた14戦目は、イヌワシ特設（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ツキガタオーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中2週で迎えた15戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、マナヅル特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月15日、中2週で迎えた16戦目は、コノハズク特設（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（8戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた17戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、ユリカモメ特別（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5歳（2002年）

1月13日、中1週で迎えた18戦目は、キジ特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマツノリリーフをアタマ差振り切って10勝目を達成した。

8月15日、約7か月の休み明けで迎えた19戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルーバードダイヤに3馬身の差をつけて休養明け初戦を制した。

8月31日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（10戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマッキーテイオーに4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

9月14日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（11戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハナノシオリに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月28日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（12戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローレルヒロに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月26日、中3週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（13戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルーバードダイヤに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月16日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（14戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマッキーテイオーに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

6歳（2003年）

1月3日、中6週で迎えた25戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、緑川特別（佐賀ダート1800m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた26戦目は、川内川特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた27戦目は、九州アラブチャンピオン（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

3月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、大分川特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。