ウルトラマシーン（2005年生、母トーヨートーヤコ）

ウルトラマシーン（2005年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「超＋機械」。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時7歳）と交配したトーヨートーヤコが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方15戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年の高知・福山連携海援隊シリーズ一戦(一般C13)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、(有)大作ステーブルから「群馬境TCサラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、坪野谷和平によって1,890万円で落札された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

7月19日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

9月28日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般E8（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバングラビートを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた4戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般E8（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるワイルドファンシーを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、一般E10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファレラートを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月31日、連闘で迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般E7（高知ダート1300m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた7戦目は、一般E6（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた8戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスリーマインドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般E6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレアルグローリーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

4歳（2009年）

2月22日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、一般E5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトウショウジェイドを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた11戦目は、一般E2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般E4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユキノテイオーをアタマ差振り切って3勝目を掴み取った。

4月26日、中3週で迎えた13戦目は、一般E7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、高知・福山連携海援隊シリーズ一戦（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（7戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアンクルウォーターに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月7日、中2週で迎えた15戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、高知・福山連携いろは丸シリーズ四戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイエスブーケから2馬身差の2着となった。

6月27日、中2週で迎えた16戦目は、一般E6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニホンピロアロアに3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

7月25日、中3週で迎えた17戦目は、宵まつり特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で實川純一騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。