シズノサンデー（1995年生、母ピレネー）

シズノサンデー（1995年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンボンド（当時9歳）と交配したピレネーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は飯原牧場。戦績は、中央平地27戦4勝2着2回、地方18戦7勝2着3回。2001年のスプリンターズカップ(地方重賞)に勝利した他、2001年の読売レディス杯(牝地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

久恒久夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

7月5日、デビュー戦は蓑田早人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

3歳（1998年）

5月9日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバンブーラグタイムに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月31日、中2週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた4戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月30日、中9週で迎えた5戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

10月3日、中4週で迎えた6戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飯盛山特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

10月22日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、’98フレンドリーサドル特別（4）（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4歳（1999年）

1月30日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4月4日、中2週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた11戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたラガーブイリボン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

6月13日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

6月26日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったヨルノテイオウにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月25日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳吉孝士騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（6戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のピーチパールに5馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（7戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニホンピロステージに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月19日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（8戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（9戦2勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

11月27日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた22戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の田川特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下の岩国特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のボールドリーダーに3馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

5歳（2000年）

2月13日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた24戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の北山ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

4月1日、中6週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた25戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の韓国馬事会杯（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は勝浦正樹騎手（10戦2勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

5月6日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた26戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の上賀茂ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

6月10日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた27戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の白川郷ステークス（中京ダート1700m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

8月12日、中8週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の報知杯大雪ハンデキャップ（札幌ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は勝浦正樹騎手（11戦2勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

11月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた29戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた30戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るミヨノワカマツを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って5勝目を掴み取った。

12月17日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトラベラーを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中1週で迎えた32戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラロンシャンに4馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

6歳（2001年）

4月15日、約3か月半の休養明けで迎えた33戦目は、地方重賞のスプリングカップ（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた34戦目は、地方重賞のJTB賞（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蔵重浩一郎騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた35戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蔵重浩一郎騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イズミカツリュウに半馬身交わされて2着となった。

6月17日、中1週で迎えた36戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で蔵重浩一郎騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた37戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で蔵重浩一郎騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイズミカツリュウを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って7勝目を獲得した。

7月29日、中3週で迎えた38戦目は、地方重賞のスプリンターズカップ（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で蔵重浩一郎騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のボナンザーローマンに3馬身の差をつけて8勝目を手にした。

8月28日、中3週で迎えた39戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で蔵重浩一郎騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るノホホンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

9月23日、中3週で迎えた40戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で蔵重浩一郎騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャムスンに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月21日、中3週で迎えた41戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で蔵重浩一郎騎手（12戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イズミカツリュウに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた42戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で蔵重浩一郎騎手（13戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた43戦目は、G3の全日本サラブレッドカップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は15戦連続で蔵重浩一郎騎手（14戦6勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた44戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の中日杯（金沢ダート2300m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた45戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイアイジョンに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす