アラマサパーク（1990年生、母エリザベスタイガー）

アラマサパーク（1990年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時9歳）と交配したエリザベスタイガーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地20戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の伊達特別(500万下)。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

4月3日、デビュー戦は亀山泰延騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は446kg。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月9日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のオギレジェンドをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

6月6日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で亀山泰延騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

7月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月24日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は亀山泰延騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマサタイボーイに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で亀山泰延騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エレガントブーケに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中3週で迎えた10戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の檜原湖特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ヤマニンダズリングにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の秋保特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の伊達特別（福島ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロングショットに5馬身の差をつけて順当に勝利した。

12月11日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4歳（1994年）

1月5日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀山泰延騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は谷中公一騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。

5月22日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の湘南特別（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は亀山泰延騎手（12戦2勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

7月3日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の鳥海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

9月10日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。