ギンジ（2017年生、母ピュアブラウン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、本間茂によって1,620万円で落札された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月18日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

3歳（2020年）

3月7日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

6月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエッグベネディクトに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月24日、中3週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた5戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カミルレに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー30（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、伸びてきたウェーブビクトリー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

9月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー35（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で水野翔騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンマルマオリオに半馬身届かず2着に敗北した。

9月30日、中3週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー52（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るペイシャティアラを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月28日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のコンチサエッタに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

12月4日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2八九（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアイファーオレンジに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月25日、中2週で迎えた12戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、ファイナルドリーム特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルジェンマを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4歳（2021年）

1月11日、中1週で迎えた13戦目は、成田山賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた14戦目は、レトルトカレー2200（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

6月21日、約4か月半の休み明けで迎えた15戦目は、船橋競馬場クリーン大作戦記念（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したフルミントにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月17日、中3週で迎えた16戦目は、大多喜賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田昂騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた17戦目は、沖ノ島賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた18戦目は、佐原賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた19戦目は、薄賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（7戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月21日、中4週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた20戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた21戦目は、一般C1五六（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のアルディートシチーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月25日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた22戦目は、長野県畜産会長賞（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた23戦目は、ターコイズ特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5歳（2022年）

2月4日、中5週で迎えた24戦目は、冬珊瑚賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（11戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、本間茂によって1,620万円で落札された。

宇野木博徳厩舎（浦和）へ入厩。

2月21日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、春告草特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

5月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（12戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6月22日、中6週で迎えた26戦目は、一般C1二三（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた27戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、大多喜賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた28戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

9月28日、中5週で迎えた29戦目は、コスモス2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

6歳（2023年）

1月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、馬い!じじちゃんのいぶり大根発売記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（14戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（15戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

4月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、山吹特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（16戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた33戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、あすなろ杯（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた34戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、ふたご座特別（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったマレフィセントに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月14日、約6か月半の休養明けで迎えた35戦目は、一般B6（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた36戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。