エッグベネディクト(2017年生、母ベネディーレ)

Egg Benedict

2017.04.09

エッグベネディクト(2017年4月9日)は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「料理名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー(当時13歳)と交配したベネディーレが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は木村 秀則。主な勝ち鞍は2021年の竹島海岸特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額1,400万円(7万×200口)で一口馬主が募集された。

石橋守厩舎(栗東)へ入厩。

3歳(2020年)

4月11日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利阪神芝1400m 晴/良)に出走。馬体重は456kg。18頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利京都芝1800m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手(1戦0勝)。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

6月26日、中8週で迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳名古屋ダート1400m 晴/重)に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のギンジに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月23日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー14名古屋ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手(1戦1勝)。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセブンミラクルに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の乃木坂46中田花奈生誕記念名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手(2戦2勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたトーセンシーバス決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

9月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳名古屋ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手(3戦2勝)。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

4歳(2021年)

1月14日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C20名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジャスパーケイに9馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

1月29日、中1週で迎えた8戦目は、竹島海岸特別名古屋ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手(1戦1勝)。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のトーホウロゼを半馬身振り切って4勝目を手中に収めた。

2月26日、中3週で迎えた9戦目は、本宮山特別名古屋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は丸野勝虎騎手(4戦2勝)。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3月26日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手(5戦2勝)。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた11戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C5名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

5月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C5名古屋ダート1400m 曇/不良)に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラディーグを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月16日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた13戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス阪神ダート1400m 晴/良)に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた14戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス阪神ダート1400m 曇/良)に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

12月3日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた15戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C5名古屋ダート1400m 晴/重)に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマハラジャゴールドに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月24日、中2週で迎えた16戦目は、三河湖特別名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手(1戦1勝)。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5歳(2022年)

1月3日、中0週で迎えた17戦目は、尾張名古屋杯名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手(2戦1勝)。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた18戦目は、南美ちゃんマン記念名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手(3戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた19戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、岡田真幸☆思いがけずタイ赴任杯名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は加藤利征騎手(4戦1勝)。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般B8名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手(5戦1勝)。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

3月11日、連闘で迎えた22戦目は、ありがとう!たくさんの思い出を名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手(6戦1勝)。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

4月13日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3名古屋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手(7戦1勝)。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3名古屋ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で加藤利征騎手(8戦1勝)。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2名古屋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で加藤利征騎手(9戦1勝)。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスエヒロドラを半馬身振り切って7勝目をつかんだ。

5月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般B7名古屋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で加藤利征騎手(10戦2勝)。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のラビオンアスールに1馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

6月7日、中2週で迎えた27戦目は、アンドロメダ座特別名古屋ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は戸部尚実騎手(1戦0勝)。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般B4名古屋ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は加藤利征騎手(11戦3勝)。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず11着に敗れた。

8月3日、中5週で迎えた29戦目は、一般B3名古屋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手(12戦3勝)。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したミラクルキャッシュに3/4馬身届かず2着となった。

8月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3名古屋ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手(13戦3勝)。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のピッツベルニナに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月2日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定地方重賞の秋桜賞名古屋ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手(14戦4勝)。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた32戦目は、津島特別名古屋ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は丸野勝虎騎手(6戦2勝)。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた33戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、鰹特別名古屋ダート1700m 晴/稍重)に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り最後はナムライダテンと並んで7着同着となった。

デビュー前

ローレルクラブにて総額1,400万円(7万×200口)で一口馬主が募集された。

沖田明子厩舎(愛知)へ入厩。

10月24日、デビュー戦は加藤利征騎手を鞍上に据えて、秋晴特別名古屋ダート1500m 晴/良)に出走。11頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。

6歳(2023年)

2月28日、約4か月半の休み明けで迎えた34戦目は、一般B4名古屋ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は加藤利征騎手(15戦4勝)。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた35戦目は、一般B4名古屋ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手(16戦4勝)。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3名古屋ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手(17戦4勝)。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2名古屋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手(18戦4勝)。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

4月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、祝 正志72歳記念名古屋ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で加藤利征騎手(19戦4勝)。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月5日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2名古屋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で加藤利征騎手(20戦4勝)。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般B8名古屋ダート1700m 雨/不良)に出走。鞍上は7戦連続で加藤利征騎手(21戦4勝)。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

デビュー前

ローレルクラブにて総額1,400万円(7万×200口)で一口馬主が募集された。

沖田明子厩舎(愛知)へ入厩。

6月16日、中3週で迎えた41戦目は、一般B7名古屋ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で加藤利征騎手(22戦4勝)。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた42戦目は、一般B7名古屋ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は9戦連続で加藤利征騎手(23戦4勝)。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた43戦目は、冷奴賞名古屋ダート1700m 曇/重)に出走。鞍上は10戦連続で加藤利征騎手(24戦4勝)。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。