チネチッタ（2008年生、母エイプリルバード）

チネチッタ（2008年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「映画都市、ローマにある映画撮影所」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したエイプリルバードが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方31戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の一般C2二。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

5月1日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。17頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

8月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

9月24日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

11月6日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

11月19日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた7戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったニューディケイドに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

4歳（2012年）

1月1日、中1週で迎えた9戦目は、チャレンジ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた10戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

1月21日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、佐々原藍子誕生日特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

2月6日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた12戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったプレザントブルーから半馬身差の2着となった。

2月13日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3五（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアラタマバイオに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3四（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプレザントブルーに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月5日、連闘で迎えた15戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、ひばりスプリント（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラスティンメモリーから2馬身差の2着となった。

3月18日、中1週で迎えた16戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた17戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた19戦目は、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のデコをクビ差制して3勝目を収める

5月12日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったデコから2馬身半差の2着に敗北した。

5月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月2日、連闘で迎えた23戦目は、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月9日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で三村展久騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のジョに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で三村展久騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキャヴァンクラブに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月1日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2一（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で三村展久騎手（9戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で三村展久騎手（10戦3勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた28戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（11戦3勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月18日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1五（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた31戦目は、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた32戦目は、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1五（福山ダート1130m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で周藤直樹騎手（6戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。