フェブラリースカイ（2021年生、母マロノヴィーナス）

フェブラリースカイ（2021年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「2月の空。見守っていて欲しいという願いを込めて」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeclaration of War（当時12歳）と交配したマロノヴィーナスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は有限会社ビクトリーホースランチ。主な勝ち鞍は2025年の楽天競馬で初夢賞(C2一)。

経歴

デビュー前

西園翔太厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月2日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

4月28日、中7週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、アナスタシスに交わされて3馬身差の2着となった。

12月19日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4歳（2025年）

1月3日、中1週で迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で初夢賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のベイブをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

2月7日、中4週で迎えた5戦目は、カモミール賞（姫路ダート800m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず最後はスービーズと並んで5着同着となった。

2月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったジョーロノに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月11日、中2週で迎えた7戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったリコーグロックに詰め切れず、4馬身差の2着となった。