ダイモスハーバー（2004年生、母アイアンレディ）

ダイモスハーバー（2004年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「火星の衛星＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時7歳）と交配したアイアンレディが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田正己。戦績は、中央平地2戦0勝、地方52戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

当歳のとき、桑田正己から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

8月31日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のプラチナアルバムに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた4戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の北海道2歳優駿（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

3歳（2007年）

3月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

3月29日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた7戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4月28日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1800m 外回り小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

5月30日、中4週で迎えた9戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、最後はカクショウと並んで3着同着となった。

6月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳T2（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた13戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の神戸ビーフ特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入った。

11月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、椎堂特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた15戦目は、プラスミック賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上B1一（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るキャッチアシーフを別次元の末脚でクビ差だけ差し切って久々に美酒を浴びた。

4歳（2008年）

1月17日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上A3一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上A3一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で木村健騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテクノシュウホウに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

3月27日、中2週で迎えた21戦目は、スプリングウインド（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村健騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上A2一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゴールドフランスをクビ差振り切って優勝

5月29日、中2週で迎えた24戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた25戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、リフレッシュパーク市川特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上A1一（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月1日、約3か月の休養明けで迎えた27戦目は、豊岡・コウノトリ特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた28戦目は、なら養蜂農協特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（10戦3勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた29戦目は、円山川特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた30戦目は、田能特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた31戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5歳（2009年）

1月14日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上A2一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた34戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、まんさく特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のトサノシーロに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月21日、中1週で迎えた35戦目は、クロッカス特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトサノシーロからクビ差の2着に甘んじた。

3月8日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた36戦目は、パンジー特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノマロンをアタマ差制して断然の支持に応えた。

3月20日、中1週で迎えた37戦目は、杏の花特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガノマロンからクビ差の2着に甘んじた。

4月19日、中3週で迎えた38戦目は、はなみずき特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた39戦目は、藤特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月6日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた40戦目は、鳥取県馬事畜産振興協議会会長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた41戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、紫式部特別（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた42戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、小雪特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた43戦目は、やつで特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた44戦目は、冬木立特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月23日、中0週で迎えた45戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、ペチカ特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2010年）

1月2日、中0週で迎えた46戦目は、初夢特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた47戦目は、ふきのとう特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（8戦2勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月21日、中7週で迎えた48戦目は、春分の日特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（9戦2勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた49戦目は、芝桜特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた50戦目は、桜鯛特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた51戦目は、端午賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた52戦目は、ばら祭シリーズスマイルふくやま特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（10戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた53戦目は、すずらん特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた54戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、鳥取県馬事畜産振興協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。