パリファッション（2014年生、母ミークレイチェル）

パリファッション（2014年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「パリ＋ファッション。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時22歳）と交配したミークレイチェルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方27戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2-7。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

9月3日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

10月30日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

3歳（2017年）

3月29日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から35kg戻して迎えた3戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったイマヒトタビノに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月25日、中0週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったワンダフルメモリーに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

5月7日、中1週で迎えた6戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた7戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の新ショウガ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の黒耳ビワ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のミコキララに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月24日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦のフルーツトマト特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリュウノショコラに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

7月17日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2 12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中田貴士騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモキバレを半馬身振り切って優勝

8月19日、中2週で迎えた14戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の栴檀特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた15戦目は、ゆず特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

9月10日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のクイックスパイダーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2018年）

1月16日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、一般C2 C3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-7（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（12戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、香川県馬事畜産振興協議会特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（13戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

3月11日、連闘で迎えた21戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（14戦4勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で倉兼育康騎手（15戦4勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた23戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（16戦4勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた25戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた26戦目は、福永祐一記念特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（17戦4勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた27戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（18戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた28戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（19戦4勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（20戦4勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。